世の中さ、実際陰と陽だけで片付くの?…と思っている方へ
【陰と陽に分けられた世界】
あなたはこの図を見たことがありますでしょうか?
これは「陰陽太極図」と言いまして。
「世の中のものは陰と陽のバランスで成り立っている」という東洋の思想に基づいて生まれた図です。陰と陽とは相反する・対になる存在。
例えば
男と女
天と地
熱と冷
静と動
などなど。
陰と陽の考えは、易学や九星気学では特に大切な考え方となります。
でもですよ?
世の中ってそんなに簡単に割り切れるものなんでしょうか?
世の中の物事を陰か陽の2つだけに分けるなんて雑すぎない?
…って思いませんか?
私は易や九星気学を学ぶまでそう思っていました。
でもね、これ。続きというか、本当の意味があるんです。
【細分化できる陰陽太極図】
実は、太極図で示す陰と陽は、陰と陽の2つだけではありません。
色々な分け方があるのですが、大まかにわけても
①陰×陰
②陽×陰
③陰×陽
④陽×陽
の4種類に分けることができます。
これを「四象」といいます。
よく、世の中には「男と女しかいない」とは言いますけれども、実際は
①男らしい男
②乙女男子
③おっさん女子
④女の子らしい女の子
などなど、様々ですよね。
陰陽太極図は、この世の中のグラデーション・多様性をとても大切にしています。
私はこの考え方がとても好きです。
【陰陽太極図が伝えたいこと】
陰陽太極図が伝えたいことは実際のところ、「世の中は陰と陽の2つしかないよ」ではなく、「世の中の物事は陰から陽、陽から陰へ移り変わっていくリズムがあるよ」というところにあります。
陰は
①陰×陰 → ②陰×陽 → ③陽×陰 → ④陽×陽
と移り変わっていき、陽が極まると陰に向かい、
陽は
④陽×陽 → ③陽×陰 → ②陰×陽 → ①陰×陰
と移り変わっていき、陰が極まると陽に向かっていく
そして再び①に戻り、陰→陽 陽→陰 のリズムを繰り返していく。
…というのが陰陽太極図の考え方になります。
【実は奥が深い陰陽の世界】
陰と陽の考え方は実はもっともっと細分化して考えていくことができます。
①陰×陰×陰
②陰×陰×陽
③陰×陽×陰
④陽×陽×陰
⑤陰×陰×陽
6陽×陰×陽
➆陰×陽×陽
8陽×陽×陽
…と、8パターンに分けたものを「八卦(はっけ)」といいます。
8×8=64 で
六十四卦(ろくじゅうよんけ・ろくじゅうしけ・ろくじゅうしか など)といいます。
さらにこの六十四卦を爻(こう)という概念で6つに細分化して
64×6=384 で
384爻にわけることができます。
世の中の物事はだいたいこの384のパターンに当てはまる
というのが、易学の考えのようです。
自然・世の中・人間関係 …そんなものを384のパターンで判断できたら楽しそうですよね。
易学は人生をかけて学ぶ人もいるほど、とても奥が深いものとなっております。占い師のたまごの私はまだまだ見習い(下手したら見習いの域にも達していないかも)なので、気長に見識を深めていければと思います。
【易学と九星気学】
『易』『易経』は約5000年前に中国で生まれたと言われています。
それを簡素化し、明治の時代に日本でまとめたものが九星気学です。
(ざっくり言うとですが)
私はこの九星気学をつかって「性格」「運気」「方位」などを鑑定しております。
いつかは易学も極めてみたいなぁ。
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